石橋「今井水路」【不法占拠バラック】 

石橋

「今井水路」

こんにちは!秀吉ヤングです。

皆さんも戦後のドサクサなどで、不法占拠バラックが建てられている場所は度々見かけるとは思いますが、今回は、池田市にある水路を不法占拠しているであろう、珍しいバラックについて紹介したいと思います。

石橋とは

今回紹介する「今井水路」のある石橋とは、池田市にある土地で、「石橋阪大前駅」周辺を指すことが多いです。

駅の名前から分かる通り、駅の東側には関西では京都大学に次ぐNO.2の大学として有名な阪大こと「大阪大学」のキャンパスがあります。
そのため、多くの阪大生が下宿しています。

しかし、京大周辺のように過激な学生が多い印象はなく、比較的真面目な学生が多い街として知られています。

では、実際に今井水路のある石橋へと向かいます。

今井水路へ

石橋阪大前駅の西口改札を抜けるとすぐに商店街に入ります。
その商店街を北上すると、箕面川に掛かるこちらの「赤い橋」が出てきます。

その赤い橋を渡るとかなりごちゃごちゃとした町並みに変わります。

細く入り組んだ路地が多い印象です。

「ミニコリアンタウン」と言ってもいいほど、韓国料理のお店が多かったです。

そして、この辺りの路地のすぐ近くには細い水路が通っており、それが「今井水路」と呼ばれている水路になります。

不法占拠バラック①

先ほどお話しした今井水路上に建てられていたのがこちらの不法占拠バラックと言われているお店です。

元々はキムチなどのとうがらし料理を扱う韓国系のお店だったみたいです。
しかし、現在は閉店していました。(残念)

正面から見ると普通のお店に見えますが、横から見るとここが不法占拠バラックと呼ばれている理由がわかります。

横から見ると、完全に水路上にバラックで建てられています。
やはり、戦後のドサクサで建てられたのでしょうか。

この店の横にも2件ほど店が水路上に建てられていました。

こちらは喫茶店とたこ焼き屋みたいですが、どちらもシャッターが閉まっていました。

そして、この喫茶店の横に見つけてはいけない看板を発見してしまいました。。。

この看板は池田市からの勧告で、
「今井水路の公有水面を不法に占拠している建物は危険だから立ち退きなさい。そうしないと法的措置を取るぞ!」的なことが書かれていました。

確かに、横から見たら分かる通り水路上にバラックで建てられているため、建築基準に達してはいなさそうなのと、水路の水が増したときに浸水して大変なことになりそうなことが素人の僕から見てもわかります。

でも実際そこに長く住んでいた住民からすると、急に出ていけと言われるのもかわいそうな気もしますね。

不法占拠バラック②

先ほどのお店とは別の水路上にも不法占と思われる建物がありました。
何年も放置状態なのか、木で覆われて見えにくくなっています。

看板には「一品料理ことぶき」と書かれていました。
まさかの料亭みたいです。笑

今度は、政治ポスターが沢山貼られてあるバラック小屋です。
こちらも水路上に建てられています。

こちらもいい雰囲気を出してるバラック小屋です。
水路上ではないので不法占拠の可能性は低いと思われます。

バラックといえば京都の「ウトロ地区」などが有名です。

最後に

最後に、今回初めて水路上に不法占拠バラックが建てられているのを実際に見て、倒壊の危険性や事故等が起こらなそうであればそのままでもいいのではというのが僕個人の感想です。

また、戦後のドサクサを含む不法占拠問題は、行政の方針やそこに住む住民の生活など様々な課題を解決しないと片付くことない問題だと思うので長い目で見る必要があると思います。

2022年1月17日現在、今井水路のバラックの取り壊しが進んでいるといった情報をコメント欄にてNOB様よりいただきました。

コメント

  1. NOB より:

    現在、取り壊しが進んでおりますのでご連絡します。

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