【明治大学】「拷問博物館」【番外編】

「拷問博物館」

こんにちは!秀吉ヤングです。

今回は番外編ということで、関西圏から飛び出し、東京にある「明治大学博物館」(拷問博物館)について紹介したいと思います。

この拷問博物館には、あの伝説のヘヴィメタルバンド「アイアン・メイデン」のバンド名の由来ともなっているヨーロッパの拷問器具「鉄の処女」も展示されています。

なので、メタル好きやその他拷問好きの方は興味がある博物館だと思います!笑

拷問博物館とは

今回紹介する拷問博物館ですが、正式名称は「明治大学博物館」といいます。

ちなみに入館料は無料です。

場所は、明治大学駿河台キャンパスの地下にあります。
あの有名な明治大学のキャンパス地下に、拷問器具がたくさん展示されてるのを知っている学生は少ないのではないでしょうか。

「なんで大学に拷問器具なんか展示してんねん」
「明治大学の学長の変わった趣味なんか?」


と皆さん気になると思うので調べたところ、明治大学に拷問博物館が存在する理由は、拷問器具、処刑器具など人権抑圧の歴史を伝える資料をとおして、罪と罰の世界に触れ、人権の尊重に理解を深めてもらいたいということらしいです。

まあ、僕を含め、基本的に興味本位で来る人がほとんどではないでしょうか。

では、気になる展示物の紹介をしていきます。

ギロチン

ギロチンは、2本の柱の間に吊るした刃を落とし、柱の間にうつ伏せ状態にさせた罪人の首を切断する斬首刑の執行装置である。

ギロチン – Wikipediaより引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AD%E3%83%81%E3%83%B3

「ギロチン」は一番有名と言っても過言ではないくらいメジャーな処刑具ではないでしょうか。
ギロチンが日本で見ることができるのは、この拷問博物館だけらしいです。

豆知識として、19世紀頃のフランスでは、ギロチンによる公開処刑は民衆の娯楽としても楽しまれていたそうです。
また、あのマリーアントワネットもギロチンで処刑されたことが有名です。

石抱拷具(石抱責め)

江戸時代の牢問の一つ。被疑者に白状させるために、薪(たきぎ)あるいは三角柱にした木を数本並べた上にすわらせ、膝の上に一枚一二貫目(四五キログラム)ほどの切石を載せていくもの。普通、笞打(むちうち)と交互に科せられた。石抱かせ。

石抱とは – コトバンク https://kotobank.jp/word/%E7%9F%B3%E6%8A%B1-1268272

石抱責めは、三角の木の上に座らせさせられて、その上に石を置かれるという死ぬほど痛そうな拷問です。しかも、ムチ打ちと交互にされ、それでも自白しない場合は石の枚数を増やされるという残酷な拷問です。

この拷問で自白しない江戸時代の悪人強すぎwwww

首枷

「首枷」をはめらるという拷問は、清朝時代の中国でよく行われた拷問の一つで、首の周りに大きな木の板をはめさせられて生活をし、晒し者にする拷問です。

板の周りに書いてあるお札みたいなやつは、罪人の名前、罪状などが書かれていて、この首枷を3ヶ月間つけておかないといけません。

さらに、首枷が大きすぎて食事ができないため、左下にある長いスプーンで頑張ってご飯を食べないといけないという地味に辛いおまけ付きです。

鉄の処女(アイアン・メイデン)

ついにこの博物館のメインでもある「ニュルンベルクの鉄の処女」の紹介です!

聖母マリアをかたどったともいわれる女性の形をした、高さ2メートルほどの大きさの、中が空洞の人形である。前面は左右に開くようになっており、中の空洞に人間を入れる。左右に開く扉からは、長い釘が内部に向かって突き出しており、本体の背後の部分にも釘が植えられているものもある。犠牲者の悲鳴は外に漏れないように工夫されていた。

鉄の処女 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E3%81%AE%E5%87%A6%E5%A5%B3

簡単に説明すると、トゲトゲがいっぱいついた鉄の入れ物に入れられて全身血まみれになるという拷問器具です。

しかし、この鉄の処女は実在していなかったとも言われています。
以下理由↓

実在説の論証とされる、欧州各地で展示されている実物も、ほとんどが19世紀半ば以降の再現品である。ニュルンベルクの鉄の処女も、19世紀に作られたオリジナルは空襲で焼失している。現存する鉄の処女はすべて18世紀末以後に作られたものであり、伝説で語られている中世のオリジナルは存在していないのである。

鉄の処女 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E3%81%AE%E5%87%A6%E5%A5%B3

ちなみに、日本で「鉄の処女」を見ることができるのは、拷問博物館のみだそうです。(激レア)

その他

徳川幕府時代の罪人に入れる「入れ墨」

ほとんど現在の死刑に近い「絞首刑」のレプリカ。
なんかこの辺になるとリアルです、、、。

最後に

以上で拷問博物館の紹介を終わります。

拷問博物館の展示を見て、少しでも人権の尊重や刑罰とはどうあるべきかについて考えていただけたでしょうか。

(まあ、そんなこと考える人はかなり少数派だとおもいますがww)

みなさんも東京に行った際はぜひ足を運んでもらいたいとおもいます。

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