【ロケ地】名建築で昼食を大阪編【巡り】

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名建築で昼食を
大阪編

こんにちは!秀吉ヤングです。

今回は、池田エライザさんと田口トモロヲさんが主演のテレビドラマ「名建築で昼食を 大阪編」で登場した名建築ロケ地を紹介したいと思います。

このドラマは、OL役の池田エライザさんが建築模型士の田口トモロヲさんに大阪にある名建築を紹介してもらいながら、その建物内でランチをするといった内容のドラマです。

建築紹介のドキュメンタリー番組などは今までありましたが、「名建築で昼食を」のようなドラマ仕立てになっている番組は新しく、建築好き以外の若い人にも大変人気の番組です。

では、第1話から最終話の第6話までに登場した名建築を実際の写真とともに紹介していきたいと思います。

綿業会館

「綿業会館」は、東洋紡績専務岡常夫の遺族や関係者からの寄付金150万円(現在の10億円相当)を建設資金として1931年に建てられた日本綿業俱楽部の建物です。

この建物は国際会議などでも利用され、あの有名なリットン調査団ヘレンケラーもこの綿業会館に来館しました。

外観や内観は「イタリアルネッサンス調」で、貴賓室以外に食堂やバー、屋上には神社とゴルフ練習場まであります。

こちらが正面入り口。

2003年には文化庁より「重要文化財」に指定されています。

館内見学は、毎月第4土曜日に開催されています。

昼食付で3500円、見学のみで500円です。

しかし、ドラマの影響で人気過ぎてほぼ予約が取れない状況になっているらしいです…(めっちゃ行きたい)

住所:大阪市中央区備後町2-5-8

生駒ビルヂング

「生駒ビルヂング」は、1930年に大阪建築界の重鎮である宗兵蔵設計で「アール・デコ(幾何学な記号的表現や、原色の対比表現などの装飾)」を基調として建てられた生駒時計店のビルです。

ビルの屋上は時計台になっています。

時計台の下の細長い出窓と一番下の丸窓は振り子をイメージして作られています。

童謡「大きなのっぽの古時計」的な感じだと思います。(知らんけど)

壁面は手掻き線入りの「スクラッチタイル」「テラコッタ」という装飾用陶器も使用されていてアールデコを基調としていることが伺えます。

また、窓や入口上部にはショッカーの基地を思わせる「ワシの彫刻」が置かれています。

当初はフクロウの彫刻にする予定でしたが、フクロウは夜行性で暗いイメージでよい印象を持たないことからカッコいいのワシに変更になったそうです。

住所:大阪府大阪市中央区平野町2丁目2-12

芝川ビル

「芝川ビル」は、1927年に唐物商(欧米品の輸入業)の家に生まれた芝川又四郎により建てられたビルです。

建てた当時は応接室など自家用として使う予定でしたが、芝川又四郎の意向で「芝蘭社家政学園」という花嫁学校として使用されました。

芝蘭社家政学園は、現在の短大の走りだったともいわれています。

現在はテナントビルとして利用されています。

入口

入口から南米のマヤ文明の遺跡のような装飾が施されています。

階段もレトロな雰囲気。

ドラマにも出てきた階段手すりの装飾。

屋上のアーチはかなり芸術的。

屋上階は現在「モダンテラス」としてイベントスペースになっています。

住所:大阪府大阪市中央区伏見町3丁目3-3


船場ビルディング

「船場ビルディング」は、1925年に建てられた地下1階、地上5階建ての住宅兼事務所ビルです。

外観はタイル張り、内部はパティオ風の吹き抜けスタイルになっています。

なぜビルの真ん中吹き抜けになっているのかというと、船場という土地柄、大きなトラックや荷馬車を入れるための機能性を重視したつくりになっているからだそうです。

こちらの船場ビルディングも国の登録有形文化財として登録されています。

住所:大阪府大阪市中央区淡路町2-5-8

大阪農林会館

「大阪農林会館」は、1930年に旧三菱商事大阪支店として建てられたビルです。

戦後の財閥解体で、農林省のOBが購入して現在の大阪農林会館となりました。

現在もテナントビルとして利用されていて、おしゃれなアパレル店などが入っています。

こちらも登録有形文化財にも登録されています。

住所:大阪市中央区南船場3-2-6

日本銀行大阪支店

「日本銀行大阪支店(旧館)」は、1903年に辰野金吾設計でベルギー国立銀行をモデルに建てられた日本銀行の支店です。

辰野金吾は東京駅や中之島の中央公会堂を手掛け、「日本近代建築の父」として有名な建築家です。

日本銀行大阪支店は、大阪・和歌山・奈良を担当区域として機能しており、東京の日本銀行本店が災害等で機能停止した場合に代わりを務める重要な役割を持っています。

外観は「ネオ・バロック様式」で美しい柱頭飾りが特徴的です。

住所:大阪府大阪市北区中之島2丁目1−45

大阪ガスビルディング

「大阪ガスビルディング」は、正式名称は「大阪瓦斯ビルヂング」といい、1933年に安井武雄の設計で建てられた大阪ガス株式会社の本社です。

当時のガスビルは、ガス文化普及のため建物内に講演場、喫茶室、食堂などが解放されていて市民の憩いの場となっていました。

最上階にある食堂は当時から現在も変わらず営業しています。

2003年に国有形文化財に登録され、大阪を代表する「モダニズム建築」ともいえます。

住所:大阪府大阪市中央区平野町4丁目1−2

神戸女学院

「神戸女学院」の岡田山キャンパスは、アメリカの人気建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズによって建てられた神戸女学院の校舎です。

ヴォーリズは、「美しい心を育むための品格ある建築」を軸に教育施設としてだけでなく、キリスト教の宗教施設としても機能する校舎を目指して建てられました。

校舎外観は、「スパニッシュ・ミッションスタイル」で建物ごとにデザインが異なっているのが特徴です。

※神戸女学院は女子大で秀吉ヤングは入れないため写真はありません。(悲しい…)
※見学会や学祭のときは男性でも入れるそうです。


住所:兵庫県西宮市岡田山4-1

大阪市中央公会堂

最終話にふさわしい大阪を代表する建築といえば中之島にある「大阪市中央公会堂」です。

「大阪市中央公会堂」は、1918年に大阪の株式仲買人である岩本栄之助が100万円(現在の数十億円)を寄付して建てられた集会や講演などを行うための施設です。

大集会室は1161席もあり、現在でもコンサートや講演会が行われています。

過去には発明家アインシュタインや宇宙飛行士ガガーリンもこの大阪市中央公会堂で講演を行いました。

外観は建築顧問に辰野金吾がいたこともあり東京駅のような赤レンガ仕上げで、豪華な「ネオ・ルネッサンス様式」になっています。

まさに大阪を代表する歴史的建築物であるといえます。

2002年には、見た目の美しさだけでなく歴史的価値が高いとして重要文化財に指定されています。

岩本栄之助が雨宿りしやすいようにと作った長めの屋根

内観のデザインもこだわっていて細部まで美しいのが魅力的です。

当時大集会室にあったイス

また、地下1階は見学エリアと展示室になっていて無料で見学することができます。

展示室では大阪市中央公会堂の歴史を学ぶことができます。

住所:大阪府大阪市北区中之島1-1-27

大阪府立中之島図書館

「大阪府立中之島図書館」は、野口孫市設計で1904年に開館した大阪府立の図書館です。

大阪に関する文献やビジネス関係の資料が多く所蔵されています。

外観は日本銀行大阪支店、大阪市中央公会堂と同じく芸術的な「ネオ・バロック様式」で建てられています。

正面入り口を入ると中央ホールになっていて、目の前には上階へと続く大階段が広がります。

ホールの天井はステンドグラスになっていて外からの光でとても美しく見えます。

3階は「記念室」があり、自由に見学することができます。

当時を感じるクラシックな雰囲気です。

住所:大阪府大阪市北区中之島1-2-10

最後に

『名建築で昼食を 大阪編』のロケ地紹介は以上になります。

今回紹介したロケ地10個全て住所を載せていますので気になった方はぜひ一度訪れてみてもいいのではないでしょうか。

今回は建築メインで紹介したため、昼食については全く触れていません(笑)

機会があれば名建築でランチをしてみたいものです。

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