
某大型ホテルの
社員寮廃墟その②
こんにちは!秀吉ヤングです。
前回の探索で訪れた某大型観光ホテルの社員寮は、その壮大な佇まいと時の流れを感じさせる空間が印象的でした。
今回は、前回の社員寮の2倍~3倍の大きさの社員寮がすぐ近くに存在し、同様に廃墟と化しているという情報を得たため、社員寮廃墟を訪れることにしました。
※念の為、住所や場所等は伏せています。ご了承下さい。
※探索から5年以上経過しています。現在は立ち入り禁止だと思われます。
外観


場所は住宅地の中の端にあり、建物自体は石垣の上に建てられています。

建物は特に装飾のないコンクリート造で怪しい雰囲気です。

廃墟あるあるの建物周辺は、ゴミや草木で覆われています。
奥には他の建物と繋がっている渡り廊下が見えます。

上に1から12までの数字が書かれたブラウン管テレビ的なものも落ちていました。


窓は割れたりはしていませんが、開きっぱなしでした。

中に入るための扉は閉まっていました。

全体的な建物の外観は以上になります。
後にわかることになるのですが、この建物は一部で、渡り廊下で3つの建物と繋がっているかなり大きい廃墟でした。
内部(A棟)

少し高いが、ドアのない扉を発見。
ここから中に入り探索したいと思います。

中は薄暗く、廃墟感丸出しです。
これから内部を探索していきたいと思います。
廊下進むと前回と同じようにいくつもの部屋がありました。


長年放置されているためか、カビや床の損傷がかなり激しいです。

その他の部屋も同じような感じで、特に残留物などは見つかりませんでした。
そのまま廊下進むと

共同の洗面所が出てきました。

近くには天井が崩れて落ちた来たのか、状態の悪すぎる共同便所がありました。

階段を登り、2階・3階へと行きましたが、同じように部屋があるだけでした。

この部屋は抜けた床から木が生えていて中々アーティスティックな感じになっています。

この部屋には畳が敷き詰められていました。
一番高い階の奥に進むと扉の向こう側に何やら光が見えます。

廊下を進むと屋上に出ることができました。




廃墟の屋上から眺める景色は絶景です。


屋上からは、他の建物につながる草木に覆われすぎて見えない渡り廊下を発見。

向こう側の建物は自然と一体化しているので、中がすごく気になります。
なので、向こう側の建物も探索していきたいと思います。
内部(B棟)

先ほどとは反対側の建物に来ましたが内部構造はほぼ同じでした。
同じような部屋がいくつもあるタイプです。

この部屋はテーブルとイスが用意されていました。

窓の外からはもう1つの建物にも繋がっているのが見えます。
現在いる建物は3つの中で真ん中にあたります。
この建物がメインだったのか、和室や色々な部屋が出てきました。




残留物がかなり残っています。

ガラスが割れている扉を抜けると、この建物のメインルームなのでしょうか。
かなり広い空間でした。

天井が剥がれているのか床が剥がれているのかわかりませんが、大量のタイル。

アンティークなミシン

ウイスキーの空ビン

なぜかオシャレなものが沢山置いてありました。


ここには扉があり、中を除くと厨房のようになっていました。
そのため、おそらくこの空間はレストランやカフェのようになっていたのかもしれません。
他の部屋を見ようと出るとゴミが散乱していました。


ゴミの中には「勲三等瑞宝章受賞記念祝賀会」の冊子などレアそうなものもありました。

この建物でも屋上に行きたいと思い階段を上がりました。

蔦に覆われて屋上へは行けませんでした。残念。
気を取り直して下の階の散策をします。

下の階はこの建物に入るメインの入口になっていたようで靴を入れるコインロッカーなどが残っていました。

黒板

鍵の管理する場所

物置
続いて、この下の階も探索したいと思います。

ホラーゲームのような「キケン」と書かれた扉の先は、

ボイラールームでしょうか、金網で覆われていてスイッチがいっぱいありました。
他にも



1階はかなり荒れていました。
内部(C棟)

次は、渡り廊下を抜けて最後の棟へ向かいます。
ここも社員寮の部屋らしき感じです。



様々な部屋が残されています。

共同の炊事場

残された調味料

共同の脱衣所、お風呂

ユニットバス

洗面台

色々終わってるトイレ
しかも、和式便所の上に洋式にするために便器被せてる簡易洋式便所
それはどうでもいい、、、

洗面台の墓場

当時の女性自身

結構レアな「平成」になった時の新聞


物置部屋

新聞、雑誌の部屋

PCの残骸




当時の青年誌

汚い部屋

よくテレビや本などで若い頃にみんな読んでたと噂のホットドックプレス

カップルシート

廃墟写真展に出せそうなくらいアートな雰囲気の部屋

不気味な部屋

朽ち果て過ぎなトイレ
この棟は以上です。

僕は方向音痴なので、初めに入った入口がわからなくなり、なんとか違う出口を発見して外に出ることができました。
最後に

廃墟となった社員寮には、かつてここで働き、生活していた人々の痕跡が至る所に残されていました。
寂れた空間に漂う静寂が、かつての賑わいをより一層際立たせるようでした。
時の流れの無常さを感じつつも、廃墟としての美しさや独特の空気感を存分に味わえた探索となりました。
※内容は全てフィクションです。
※違法行為を助長する目的はありません。
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