
彦根城
こんにちは!秀吉ヤングです。
今回はいつもの大阪ディープスポット巡りとはちょっと趣向を変えて、歴史編として大阪から気軽に行ける滋賀県の「彦根城」を紹介していきたいと思います。
大阪から電車や車で約1時間半というアクセスの良さに加え、国宝に指定されている天守や、城下町の風情あふれる街並みが楽しめる彦根城は、歴史好きはもちろん、観光としても魅力たっぷりのスポットです。
そして、大人気ゆるキャラの「ひこにゃん」にも会うことができます!
さっそく、その魅力を深掘りしていきましょう!
滋賀県の魅力とは?
滋賀県の魅力といえば、なんといっても美しい琵琶湖を中心とした豊かな自然環境でしょう。
日本最大の湖である琵琶湖では、水上アクティビティや湖畔での散策、サイクリングなど、四季折々の楽しみ方ができます。
また、滋賀県には歴史的な見どころもたくさんあります。彦根城をはじめ、近江八幡の歴史ある街並みや安土城跡など、歴史を感じられるスポットが数多く存在しています。
さらに、近江牛や鮒寿司など地元グルメも充実しており、訪れる人の食欲も満たしてくれます。
歴史、自然、美食が一体となった滋賀県は、まさに旅を楽しむのに最適な場所といえます。
彦根城の歴史と見どころ

彦根城は、江戸時代初期に築城された歴史ある城郭で、徳川家康の家臣である井伊直政の子、井伊直継・直孝によって完成されました。
その美しい天守閣は国宝にも指定されており、全国でも数少ない貴重な城郭建築です。
彦根城の特徴は、天守から眺める琵琶湖の美しい景色や、四季折々の花々が咲き誇る広々とした城内の庭園にあります。
また、毎日行われる「ひこにゃん」の登場イベントでは、可愛らしいパフォーマンスが楽しめるため、多くの観光客で賑わっています。
歴史好きもゆるキャラ好きも必見のスポットです!
彦根城天秤櫓

彦根城の天秤櫓は、城郭建築として非常に珍しい左右対称の構造を持つ櫓です。
濠を渡る橋を中央にして両側にバランスよく櫓が配置されていることから、「天秤櫓」という名が付けられました。
この天秤櫓は、全国の城郭の中でも彦根城だけに現存しており、歴史的にも建築的にも非常に貴重な存在となっています。
また、江戸時代の面影をそのまま残す重要な文化財としても知られ、訪れた際にはぜひじっくりと観察してほしいスポットです。
彦根城天守、附櫓及び多聞櫓 附櫓及び多聞櫓

国宝に指定されている彦根城の天守は、日本に現存する12の貴重な天守の一つとして知られています。
その天守と一体となっている附け櫓や多聞櫓もまた、国宝の重要な構成要素です。
附け櫓は、天守に接続する形で建てられた櫓で、防衛機能を強化する目的で作られました。
また、多聞櫓は長く連なった構造を持ち、城の防御拠点としての役割を果たしていました。
これらの櫓群は、当時の築城技術の粋を集めた見事な造りとなっており、城郭建築の美しさと実用性を兼ね備えています。
彦根城を訪れた際には、ぜひ天守閣だけでなく附け櫓や多聞櫓の細部にも注目してみてください。
彦根城天守閣内部

彦根城の天守は、全国に現存する数少ない江戸時代初期に築かれた貴重な城郭建築の一つとして国宝に指定されています。
美しい外観はもちろんのこと、その内部にも見どころが数多くあります。
天守内には、当時の面影を残した木造の床や柱、梁がそのままの状態で保存されており、築城当時の技術や生活の様子を垣間見ることができます。
また、城内を巡る際には、非常に急で狭い階段を登り降りする必要があります。これは防衛上の理由から意図的に急勾配で設計されており、敵の侵入を防ぐ役割を果たしていました。
現在でもこの急な階段は城内の見学の特徴となっており、訪れる際には注意が必要です。
また、天守と一体化している附け櫓や多聞櫓は、それぞれ防御や居住、倉庫としての機能を担っており、天守を囲む形で配置されています。
多聞櫓の内部には、当時の武器庫として使用されていた名残を感じさせる展示物や解説があり、歴史ファンにも見ごたえがあります。
彦根城天守を訪れた際には、ぜひ内部の歴史的な空間とその細部をじっくりと楽しんでください。
ひこにゃん登場

彦根城のマスコットキャラクター「ひこにゃん」は、城内や彦根城博物館周辺で毎日数回、観光客の前に登場します。
主な登場場所は、彦根城博物館前や天守閣前広場で、時間帯は通常10時頃、13時頃、15時頃などが設定されています(時期やイベント等によって時間は変わるため、公式サイトで事前確認をおすすめします)。
ひこにゃんは、ゆるく可愛らしい動きで観光客を楽しませ、写真撮影も自由に行うことができます。
ただし、混雑することも多いため、余裕をもって早めに訪れると良いでしょう。
彦根城観光の際には、ぜひひこにゃんとの記念撮影を楽しんでみてください!
彦根城博物館

彦根城博物館は、彦根城の敷地内にある博物館で、井伊家ゆかりの文化財や彦根城の歴史に関する展示が充実しています。
館内には、武具や甲冑、古文書、美術工芸品など、彦根藩井伊家に伝わる貴重な資料が数多く展示されています。
特に井伊直弼ゆかりの品々は見ごたえがあり、江戸時代の大名文化や歴史を深く学ぶことができます。

また、博物館の建物自体も彦根藩の御殿「表御殿」を復元したもので、当時の大名屋敷の雰囲気を感じることができる貴重な施設となっています。


彦根城博物館の展示の中でも特に人気が高いのは、ひこにゃんが被っている兜や甲冑に関するものです。

ひこにゃんが身に着けている赤い兜は、井伊家伝来の「井伊の赤備え」として有名な甲冑がモチーフになっており、その鮮やかな赤色は戦国時代に最も勇猛な軍勢として知られていた井伊家の象徴でもあります。
また、ひこにゃんの兜に見られる角のような装飾は、「天衝脇立兜(てんつきわきだてかぶと)」と呼ばれるもので、実際の井伊家の武将が使用していた兜にも採用されていました。

さらに博物館内には、うさぎの耳のような可愛らしい形状の兜も展示されており、これは兎耳形兜(とじなりかぶと)と呼ばれる珍しい兜です。
そのユニークなデザインは敵を威嚇するためだけでなく、武士の個性や美意識を表現する役割も果たしていました。
これらの甲冑や兜を間近で見ることによって、当時の武将たちの勇壮さや、戦いの中にも遊び心を忘れない美意識を感じ取ることができます。
彦根城を訪れた際には、ぜひ彦根城博物館にも足を運び、その歴史や文化をじっくりと楽しんでみてください。
玄宮園

玄宮園は、滋賀県彦根市にある彦根城の北東側に広がる、江戸時代初期に造られた美しい大名庭園です。
この庭園は、彦根藩の四代藩主である井伊直興が1677年に整備したとされ、井伊家の別邸である「楽々園」に隣接しています。
庭園内には、大小さまざまな池や人工の築山、季節ごとに表情を変える樹木が配置され、見る場所や角度によって異なる趣の景観を楽しむことができます。
玄宮園の最大の特徴は、池泉回遊式庭園と呼ばれる形式を採用していることで、池の周囲を散策しながら四季折々の美しい風景を楽しむことができます。
特に池の中央にかかる木造の橋や池に映る彦根城の天守閣は、写真撮影にも絶好のスポットとして知られています。
また、園内の建物である鳳翔台からは、庭園全体を見渡せる絶景が楽しめ、茶会やイベントが催されることもあります。
春には桜が華やかに咲き誇り、庭園がピンク色に染まる姿は訪れる人々を魅了します。
夏になると池の水面に映る緑が美しく、涼しげな景観を作り出します。
秋には紅葉が色づき、赤や黄に染まった木々が庭園を鮮やかに彩ります。
特に紅葉のシーズンは、夜間のライトアップが行われ、幻想的で美しい景色を楽しむことができます。
冬には雪化粧を施した庭園が静かな趣を醸し出し、日本庭園特有の風情を感じることができます。

玄宮園は彦根城観光の中でも特に人気のスポットであり、多くの観光客や写真愛好家が訪れています。
季節ごとに訪れる楽しみが異なるため、どの季節に訪れても新鮮な感動を味わえる魅力的な庭園です。
彦根城を訪れた際には、ぜひ玄宮園にも足を運び、その美しい庭園景観をじっくり堪能してみてください。
大阪から彦根城へのアクセス
大阪から彦根城へのアクセス
彦根城は、大阪から電車や車で約1時間半とアクセスが良く、日帰り旅行にぴったりの観光スポットです。公共交通機関と車、それぞれの行き方を詳しく解説します。
電車での行き方(おすすめ!)
電車での移動は、渋滞の心配がなく、快適に移動できるのでおすすめです。
1.JR大阪駅から新快速で彦根駅へ(所要時間:約1時間20分)
・JR東海道本線(琵琶湖線)の**新快速(敦賀方面行き)**に乗車。
・乗り換えなしで彦根駅に到着。
・料金は片道2,310円(ICカード利用時)。
2.彦根駅から徒歩で彦根城へ(所要時間:約15分)
・駅を出たら、彦根城方面へまっすぐ進みます。
・商店街を抜けると彦根城の大手門に到着!
車での行き方(ドライブ派におすすめ)
車で行く場合は、名神高速道路を利用するのが最速ルートです。
1.大阪市内から名神高速に乗る
・吹田ICや豊中ICから**名神高速道路(上り・名古屋方面)**に乗る。
2.彦根ICで高速を降りる(所要時間:約1時間30分)
・彦根ICから彦根城までは約10分。
3.駐車場情報
・彦根城大手前駐車場(1回1,000円)
・桜場駐車場(1回500円)
**四番町スクエア駐車場(1時間200円)**など、周辺にいくつか駐車場があります。
ポイント: 観光シーズン(桜や紅葉の時期)は混雑するので、午前中の早い時間に到着するのがおすすめ!
最後に

大阪から気軽に行ける国宝・彦根城は、歴史好きはもちろん、観光やグルメを楽しみたい人にもぴったりのスポットです。アクセスも良く、日帰りでもしっかり満喫できるのが魅力。
特に、現存12天守のひとつである彦根城の天守は必見!さらに、近江牛グルメやレトロな街並みが広がる夢京橋キャッスルロードの散策も楽しめるので、一度訪れるとリピートしたくなること間違いなしです。
そして、忘れてはいけないのが彦根城のアイドル・ひこにゃん!
まんまる顔にちょこんと乗った赤い兜、ゆる~い動きがとにかくかわいい!登場時間に合わせて会いに行けば、ひこにゃんのゆるふわパフォーマンスに癒されること間違いなしです。
歴史ロマンと癒しが詰まった彦根の旅、ぜひ一度体験してみてください!

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