LIGHT CYCLES KYOTO(ライトサイクル京都)【体験レポ】幻想的すぎた夜の植物園!

LIGHT CYCLES KYOTO

こんにちは!秀吉ヤングです。

今回は京都で開催中のナイトアートイベント「LIGHT CYCLES KYOTO(ライトサイクル京都)」に実際に行ってきたので、感想や見どころをたっぷりご紹介します。

夜の植物園で、幻想的な光と音に包まれる、まるで“異世界”のような空間に感動しました!

今回は、その魅力を写真付きでたっぷりレポートしていきます!

LIGHT CYCLES KYOTOとは?

「LIGHT CYCLES KYOTO(ライトサイクル京都)」は、京都府立植物園を舞台に開催されている、夜の自然と光と音を融合させた体感型アートイベントです。

世界中で評価を受けているクリエイティブ集団「Moment Factory(モーメント・ファクトリー)」が手がけ、自然そのものをメディアとして活用するという、これまでにないスタイルの演出が話題になっています。

植物園が“光の森”に変わる幻想体験

会場となる京都府立植物園は、100年以上の歴史を持つ日本最古の公立植物園。

昼間は静かで落ち着いた雰囲気の園内が、夜になると一転、まるで別世界のような光と音のアート空間へと変貌します。

レーザー、映像、プロジェクションマッピング、立体音響といった最先端の演出技術が駆使され、来場者はただの“鑑賞者”ではなく、光と音の流れの中に“参加している”ような感覚を味わえます。

特に印象的なのは、「植物の呼吸や鼓動が視覚化されたかのような演出」。

まるで植物たちと対話しているような、不思議な没入感があります。

エリアごとの体験構成

イベントは植物園内を4つのゾーンに分け、それぞれ異なるテーマで演出が展開されます。

1.光が来場者を導く「LIGHT WILL FIND YOU」

神秘的な光のラインが足元を照らし、歩みを進めるごとに環境が変化。光と共に“未知の世界”へと踏み込む感覚を味わえます。

2.水の記憶をたどる「MEMORY OF WATER」

水の流れ、波紋、音の振動を視覚と聴覚で再構成。水の生命力や再生力をテーマにしたエリア。

3.見えないものが見えてくる「INVISIBLE」

日常では気づけない“自然のエネルギー”や“繊細な生命の存在”を、光の演出で可視化。立ち止まってじっくり見たくなる没入空間です。

4.植物のリズムを感じる「FOREST FREQUENCIES」

森全体が音楽とシンクロするゾーン。リズムやサウンドの変化に合わせて、植物園がまるで“踊っている”ように感じられる不思議な演出。

開催情報

会場: 京都府立植物園(北山門から入場)

最寄り駅:京都市営地下鉄「北山駅」下車3番出口すぐ

開催期間: 2025年5月24日〜2026年3月31日

開催時間: 季節により変動(例:夏は19:00〜21:30、秋以降は18:00〜21:30)

休演日: 月曜(祝日の場合は翌日)

チケット価格: 大人2,300円・小人1,100円(前売り券)

※詳細は公式サイトでご確認お願いします。

見どころ:五感で没入する“夜の植物園アート”

LIGHT CYCLES KYOTOの最大の魅力は、ただのイルミネーションやライトアップではないという点。


「光」「音」「自然」の三要素が、訪れる人の五感すべてを包み込むように設計されており、アートというより体験そのものといった方がしっくりきます。

ここでは、特に印象に残った見どころをいくつかピックアップしてご紹介します。

① ゾーンごとに全く違う世界観が展開

植物園の広大な敷地を活かして、エリアごとにまるで別の世界へ迷い込んだような演出がなされています。

たとえば、あるゾーンでは水の流れと光がシンクロする幻想的な演出があり、歩くごとに音や光が変化するなど、“空間そのものと対話している感覚”になります。

また、森の中では木々が音に反応して鼓動しているような演出があったり、レーザーが霧の中に浮かび上がるような演出も。
視覚・聴覚だけでなく、「空気の匂い」や「足元の感触」まで含めて一体化しているような、没入体験ができます。

② 光のインタラクションがすごい

個人的にいちばん感動したのは、“光が呼応する”インタラクティブな演出です。

たとえば、道を歩いていると、まるでこちらの動きを察知したかのように、足元にライン状の光が走ったり、天井のライトが脈打つように点滅したりします。

単なるイルミネーションのように受け身で見るのではなく、“見る位置を変えることでアートが変化する”という能動的な体験ができるのは、このイベントならでは。

③ 音響演出がマジで没入感高すぎる

光の演出と同じくらい重要なのが音響です。

ただBGMが流れているのではなく、360度から立体的に音が降り注ぐような感覚で、「ここは本当に植物園だったっけ?」と錯覚するレベルの没入感。

中には、低音が地面を振動させるような演出や、木の葉の揺れる音を電子音に変換したようなサウンドまであり、まさに“自然が奏でる音楽”を体で感じる時間でした。

④ 写真を撮る手が止まらないフォトジェニック空間

どこを歩いても「うわ…ここ写真撮りたい」と思わせる場所ばかり。

特に印象的だったのは、霧の中にレーザーが差し込むスポットや、色が変化するLEDトンネル。
背景が真っ暗なので、写真を撮ると人物が幻想的に浮かび上がって“映え”まくります。

ただし、暗いのでブレやすいのでスマホでも「夜景モード」や三脚があるとよりキレイに撮れます。

撮影好きには最高のロケーションです。

⑤ 静寂と神秘が共存する“自然との対話空間”

ライトアップイベントと聞くと賑やかで騒がしいイメージもあるかもしれませんが、ここは全く逆。

会場には静寂が保たれており、人々はみな光と音に身を委ね、まるで神社の境内を歩くような静謐さを味わっていました。

「自然って、こんなにも美しかったんだな」と、改めて思わされるような時間。
デジタルアートでありながら、心が浄化されるような不思議な空間でした。

注意点・アドバイス:行く前に知っておきたいポイント

実際に行ってみて感じた、「これ知ってたらもっと快適だったな」というポイントをまとめておきます。初めて行く人はぜひ参考にしてみてください。

所要時間はゆったり45分ほど

体験時間の目安はだいたい45分前後


特に時間制限があるわけではないので、自分のペースでゆっくり鑑賞できます。

急がなくても大丈夫なので、気になる演出の前では立ち止まってじっくり堪能するのがおすすめ。

チケットは事前購入が◎

当日券も販売されていますが、前売りチケットの方が少し安くてお得


僕が行った日は平日だったこともあり、人も少なくて快適でしたが、週末や長期休暇中は混雑が予想されるので、時間指定の前売りチケットを買っておくのがベターです。

暗い場所が多いので足元注意!

演出の多くは暗がりの中で展開されていて、光や音を際立たせる演出設計になっています。
そのため、通路もやや暗めなので足元には要注意。


小さなお子さん連れの場合は、演出が怖く感じる可能性もあるので事前に配慮を。

熱帯エリアは「リアルに暑い」

熱帯植物ゾーンでは、植物の生育環境を再現するために温度や湿度がかなり高く設定されています。
正直、真夏はめちゃくちゃ暑いです。汗が噴き出します(笑)


屋内とはいえ、サウナに近い感覚なので、ハンカチ・飲み物・通気性の良い服装はあった方が安心。

バッテリー残量は多めにして行こう

美しい演出の数々に「ここも撮りたい、あ、こっちも…」と写真や動画を撮りまくること必至。
気づけばスマホのバッテリーがゴリゴリ減っていきます。充電をしっかりしてから行くか、モバイルバッテリーの持参をおすすめします。

ちなみに、会場内はフラッシュ撮影は禁止なので、夜景モードや低照度に強い設定で撮るとキレイに残せます◎

まとめ:光と自然が共鳴する、“唯一無二”の夜体験

最後に、「LIGHT CYCLES KYOTO」は、ただのイルミネーションイベントではありません。


植物園という“静かな自然”の中に、最先端の光と音が溶け込み、生きているような空間が生まれる――。そんな、他では味わえないアート体験がここにはあります。

時間に追われる日常から少し離れて、ゆったりと歩きながら、自然の息づかいや、植物のリズムに耳をすませる夜。
まるで“自然と対話しているような感覚”が心地よく、終わったあともしばらく余韻が続いていました。

今回は平日に訪れたため混雑も少なく、幻想的な空間をゆっくり堪能できました。
写真好きな人、植物が好きな人、癒されたい人…どんな人にもおすすめできるイベントです。

大阪からでも1時間程度で行ける距離なので、この“特別な夜”は一度体験してみる価値はあると思います。

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